2013年03月01日

微笑み

 「娘よ――/いつかおまえの/たったひとつの/ほほえみが/ひとりの男を/生かすことも/あるだろう」。これは谷川俊太郎氏の詩「雛祭の日に」の一節です。
 “微笑み”には色や形はありません。しかし、人の心を揺り動かす力があります。英語の「スマイル」には「微笑む」以外に、「幸いする」「幸運を開く」との意味もあるそうです。他者のために灯をともせば、自分の前も明るくなる。人は幸せだから笑顔になるのではなく、笑顔になることで、幸福への軌道を歩んでいけるのかもしれないですね。  

Posted by mc1460 at 11:17Comments(0)TrackBack(0)つぶやき