2017年09月06日
革靴
落語家といえば着物姿を思い浮かべますが、3代目古今亭志ん朝は普段、洋装を好んだそうです。2001年に志ん朝さんが亡くなった際、「足のサイズが同じだから」と革靴を形見分けされたのが、林家たい平さんだったそうです。
まだ格付けで「二つ目」の頃、たい平さんは志ん朝さんに励まされました。革靴を持って「中途半端に売れちゃだめだよ」。自分が食べていける程度の売れ方でなく、落語界全体を盛り上げる人間になれとの約束だと、受け止めたそうです。
まだ格付けで「二つ目」の頃、たい平さんは志ん朝さんに励まされました。革靴を持って「中途半端に売れちゃだめだよ」。自分が食べていける程度の売れ方でなく、落語界全体を盛り上げる人間になれとの約束だと、受け止めたそうです。