2017年03月13日
未来は健全な方向へ開ける
韓国・元首相の李寿成博士。博士は首相就任の前、韓国最高峰のソウル大学で総長を務めました。民主化運動が激しさを増していた教授時代には、デモを計画する学生たちの身を案じ、説得してやめさせた。そして一緒に学食に行き、食事を振る舞ったという。
総長時代、ある年の入学式ではこうも語りました。「君たちは立派だが、少しばかり頭が良くて、暗記力があって、親に恵まれているだけだ」「大切なのは、不当な権力の強者に抗し、持たざる弱者を守るという精神があるかどうかだ」と。
大人が青年の成長を真剣に願い、わが子のように慈愛を注ぐ。それを青年が感じた時、未来は健全な方向へ開けるに違いありません。
総長時代、ある年の入学式ではこうも語りました。「君たちは立派だが、少しばかり頭が良くて、暗記力があって、親に恵まれているだけだ」「大切なのは、不当な権力の強者に抗し、持たざる弱者を守るという精神があるかどうかだ」と。
大人が青年の成長を真剣に願い、わが子のように慈愛を注ぐ。それを青年が感じた時、未来は健全な方向へ開けるに違いありません。