2016年08月20日

〝遠い話〟になってしまいます

 戦争を経験した作家の奥田継夫氏は、戦時を生きた「語り部」だけでなく、次世代の「語り継ぎ部」の育成が急務と訴えています。終戦71年。たいまつのように平和の尊さを未来に伝えることは、現代に生きる大人が、先の大戦で犠牲となった方々に対して果たすべき責任です。
 20代の社会学者・古市憲寿氏が『誰も戦争を教えてくれなかった』(講談社)を著したように、身近に戦争経験者が少なくなり、自ら知る努力をしなければ、戦争は机上やテレビの中の〝遠い話〟になってしまいます。  

Posted by mc1460 at 11:44Comments(0)TrackBack(0)つぶやき