2016年07月06日
舞台の上では・・・・
歌舞伎に「馬の脚」という役があのます。首と胴体のついた馬の模型に、2人の役者が入り、馬の脚となります。脚光を浴びることはありません。だが、この“陰の役”がうまく演じられてこそ、主役の演技も引き立つのです。
歌舞伎の「馬の脚」を通して、評論家の草柳大蔵氏は、舞台の上では「主役」「脇役」「端役」に序列などない、と述べています(『ふだん着の幸福論』清流出版)。
歌舞伎の「馬の脚」を通して、評論家の草柳大蔵氏は、舞台の上では「主役」「脇役」「端役」に序列などない、と述べています(『ふだん着の幸福論』清流出版)。