2015年08月15日
褒める
ある家庭での風景です。「これパパにあげる」。5歳の息子が、自分で折った紙飛行機を差し出しました。手から放つと予想以上によく飛ぶ。「驚いたよ。すごいね」。父親の「褒め言葉」に子どもは満面の笑み。翌日、本を見ながら、アサガオやセミなど新しい折り紙に挑戦していました。
教育において「褒める」ことの大切さは、よく強調されます。教育評論家の親野智可等氏が、子どもを褒める九つのポイントを挙げています。その一つに「『できたらほめる』から『ほめたらできる』へ」と。何かできてから褒めるという考えは順番が逆で、「子どもは先にほめれば、できるようになる」と氏は語っています。
「教え込む」姿勢には、相手は「何もできない」存在という前提がないか。反対に「まず、褒める」行動は、相手の可能性を信じることから始まるのです。
教育において「褒める」ことの大切さは、よく強調されます。教育評論家の親野智可等氏が、子どもを褒める九つのポイントを挙げています。その一つに「『できたらほめる』から『ほめたらできる』へ」と。何かできてから褒めるという考えは順番が逆で、「子どもは先にほめれば、できるようになる」と氏は語っています。
「教え込む」姿勢には、相手は「何もできない」存在という前提がないか。反対に「まず、褒める」行動は、相手の可能性を信じることから始まるのです。