2015年08月09日
忘却は罪
きょうは、長崎の原爆忌です。市内に住む82歳の壮年は70年前、爆心から1・2キロ地点で被爆しました。当時、小学6年生。瀕死のやけどを負い、約250人いた同級生の多くが犠牲に。翌年の卒業式に集った児童は、わずか14人だったそうです。
その後、2人の姉も後遺症で世を去りました。いわれなき偏見・差別と戦い、壮年は“あの日”の記憶を風化させず、懸命に語り続けてきました。「ナガサキを忘れることは、“人の死”に鈍感になること。忘却は罪です。だから語って語って語り抜きます」と。
その後、2人の姉も後遺症で世を去りました。いわれなき偏見・差別と戦い、壮年は“あの日”の記憶を風化させず、懸命に語り続けてきました。「ナガサキを忘れることは、“人の死”に鈍感になること。忘却は罪です。だから語って語って語り抜きます」と。