2015年05月21日

感性のきらめき

 小学校の参観日の話です。低学年の理科の授業で、花の写真を見て感じたことを発表していました。ある児童が発言した。「大切なものを両手で包むように花びらたちは並びました。そして、浴びた太陽の光を真ん中に集めるように、まあるく膨らんで咲きました」と。
 理科の解答としてはピントがずれている。だが、そういう理屈を超えた感性のきらめきに、親たちのどよめきが起きたそうです。大人はすり減らしてしまった、純粋でいちずな子どもたちの心。そこに秘めた力は計り知れないエネルギーがあります。  

Posted by mc1460 at 13:05Comments(0)TrackBack(0)つぶやき