2015年05月22日

家庭教育学総論

 成績が悪い。注意力も散漫。あの子はダメだ――ある小学生に、学校の担任がさじを投げた。“では、私に任せてください”と、20代の若き教育者が申し出ました。
 彼は先入観を捨て、児童とじっくり語り合いました。すると、実は記憶力に優れた子だと分かったそうです。成績悪化は、転校を繰り返す中で学習内容に空白ができたのが原因だったのです。「救い得る」と確信した青年は、毎晩2時間の個人教授を。やがて、児童は優等生になりました。
 この青年教育者は、若き日の創価学会・戸田城聖第2代会長です。この体験は、戸田会長が29歳で著した『家庭教育学総論』に綴られています。  

Posted by mc1460 at 11:40Comments(0)TrackBack(0)つぶやき