2015年01月15日

 寒空に月光がさえています。冬の月が中秋の名月より輝いて見えるのは、低い気温が大気を清涼かつ透明にさせるのと、月が天頂近くの高い所を通過するためだそうです。
 月周回衛星「かぐや」の観測データを基に作られた月全球の立体地図があります。これによると、地球から見ることができない月の反対側は、激しい凹凸の地形。餅をつくウサギの姿をして、おとぎの世界へいざなう穏やかな“表”のイメージとは一転、裏側は“激闘の星”という印象を持たれる事でしょう。物事は、見方によって、感じ、学べることが随分違うと、月は教えてくれます。  

Posted by mc1460 at 11:40Comments(0)TrackBack(0)つぶやき