2014年10月01日
サラエボの冬
東ヨーロッパのボスニア・ヘルツェゴビナの首都に、〝サラエボの冬〟という国際芸術祭があります。本年2月で30回目を迎えました。第1回は1984年。サラエボ五輪を記念して始まったそうです。
この国には、90年代にボスニア紛争がありました。武装勢力に包囲されたサラエボでは、一般人さえ狙撃されました。そうした過酷な状況下でも、芸術祭は毎年、市民の手によって続けられてきました。驚くべき歴史です。
13回目に出演した、国際的ピアニスト・舘野泉氏は感動を禁じ得なかったそうです。〝文化・芸術が自分たちを支え、未来への力となり、人と人を結ぶことを、不条理な世界の中でも信じ続け、実現してきた人々がいるのだ〟と(『ひまわりの海』求龍堂)
この国には、90年代にボスニア紛争がありました。武装勢力に包囲されたサラエボでは、一般人さえ狙撃されました。そうした過酷な状況下でも、芸術祭は毎年、市民の手によって続けられてきました。驚くべき歴史です。
13回目に出演した、国際的ピアニスト・舘野泉氏は感動を禁じ得なかったそうです。〝文化・芸術が自分たちを支え、未来への力となり、人と人を結ぶことを、不条理な世界の中でも信じ続け、実現してきた人々がいるのだ〟と(『ひまわりの海』求龍堂)