2014年07月31日
乾電池
地球上で年間400億個以上も使用される乾電池。この乾電池を世界に先駆けて発明したのは日本人の屋井先蔵なのです。が、彼の人生は「失敗」の連続でした。
明治初期、先蔵は工学的知識を学びたいと上京。志望校を目指し猛勉強するが受験に失敗。背水の陣で臨んだ2回目の受験では不覚にも寝坊し、入試に5分遅刻。門前払いで夢破れました。
“5分”に泣いた先蔵はその後、独学を続け、ゼンマイに頼らない「完全電気時計」を完成するのです。だが全く売れない。問題は液漏れなどを起こしやすい電池にありました。
苦闘の中で思いついたのが環境の変化に強い「乾電池」。昼は仕事、そして未明まで実験に打ち込み、遂に発明に成功しました(竹内一正著『世界を驚かせた日本人の発明力』)
明治初期、先蔵は工学的知識を学びたいと上京。志望校を目指し猛勉強するが受験に失敗。背水の陣で臨んだ2回目の受験では不覚にも寝坊し、入試に5分遅刻。門前払いで夢破れました。
“5分”に泣いた先蔵はその後、独学を続け、ゼンマイに頼らない「完全電気時計」を完成するのです。だが全く売れない。問題は液漏れなどを起こしやすい電池にありました。
苦闘の中で思いついたのが環境の変化に強い「乾電池」。昼は仕事、そして未明まで実験に打ち込み、遂に発明に成功しました(竹内一正著『世界を驚かせた日本人の発明力』)