2013年12月25日
表裏一体
「まづ不孝を知りて孝をしるべし」(創価学会版・御書1563ページ) これは日蓮大聖人が南条時光に送られた一文です。この手紙で大聖人は、「不孝」の報いを受けた阿闍世王らの例を挙げたうえで、「孝養」の大切さを教えておられます。万事につけ「善悪」を峻別するには、“善いことを善い”と知るだけでは足りません。悪の根源や本質、もたらす結果などを知ってこそ、真に善を知り、求め、為すことができるのです。
創価学会の池田名誉会長は、小説『人間革命』の冒頭に「戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない」と記しています。その理由は「21世紀こそは『平和の世紀』にしていかねばならない、という心からの願望と強い決意から」と述懐しています。「戦争を憎む心」と「平和を愛する心」は表裏一体なのです。
創価学会の池田名誉会長は、小説『人間革命』の冒頭に「戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない」と記しています。その理由は「21世紀こそは『平和の世紀』にしていかねばならない、という心からの願望と強い決意から」と述懐しています。「戦争を憎む心」と「平和を愛する心」は表裏一体なのです。