2016年04月26日

後継者

 人間の寿命は80年の時代ですが、企業の平均寿命は30年というのが通説となっています。これは、世代の入れ替わるサイクルが約30年であり、後継者が育つか否かが、企業が長く続く鍵を握るといえそうです。
 日本には多くの老舗企業があります。世界最古の企業は大阪の建設会社で、1400年以上も続いています。創業100年以上の「老舗企業」は約2万社もあるそうです。
 平成の大不況どころか、世界恐慌、太平洋戦争などを乗り越えて存続できた理由は、伝統の「継承」と「変革」にあると、企業調査のプロは分析しています。「伝統は守るものではなく、日々新たに創り出すものだ」と(『百年続く企業の条件』帝国データバンク史料館・産業調査部編、朝日新書)  

Posted by mc1460 at 11:53Comments(0)TrackBack(0)つぶやき