2016年04月14日

決して諦めないことです

 池田SGI会長の創作物語『あの山に登ろうよ』(金の星社刊)には、3人の子どもが「にじの山」の頂上を目指す冒険ストーリーが展開されています。
 立ちはだかる「まほうつかいの雲」「だましの岩」に打ち勝つことはできるのか――森の妖精が語り掛けます。「ちょうじょうはね、なかなかつかないように見えるけど、本当は近くにあるのよ」「百歩登ればちょうじょうなのに、九十九歩で引きかえしてしまう人もいる」。物事の成否や勝敗が決まる前には、必ず苦難という〝剣が峰〟が待っているもの。その時、登り続けた人だけが頂上に立てるのです。
 4月は、新しい挑戦を始める季節です。だが、焦る必要はないのです。登攀は、1歩でも2歩でもいい。時には、立ち止まることがあってもいいでしょう。ただし、決して諦めないことです。歩みを止めない限り、勝利の頂に、確実に近づいているのだから。  

Posted by mc1460 at 13:46Comments(0)TrackBack(0)つぶやき