2014年04月10日
開拓は百年先の見通しが大切
瀬戸大橋は、岡山と香川を全長9368メートルで結びます。道路と鉄道の併用橋としては世界一の規模です。六つの橋からなり、最長の南備讃瀬戸大橋は、1723メートルのつり橋となっています。耐震性や耐風性はもちろん、瀬戸内海に浮かぶ島々の、美しい景観との調和も重視されています。
本州と四国に橋を架けるという大構想――最初に提唱したのは大久保じん之丞という人物です。彼は私費を投じて四国新道を開くなど、先見性に富む政治家だったと、瀬戸大橋記念館(香川県坂出市)の展示で知ることができます。「開拓は百年先の見通しが大切」。これが彼の強い信念だったそうです。
本州と四国に橋を架けるという大構想――最初に提唱したのは大久保じん之丞という人物です。彼は私費を投じて四国新道を開くなど、先見性に富む政治家だったと、瀬戸大橋記念館(香川県坂出市)の展示で知ることができます。「開拓は百年先の見通しが大切」。これが彼の強い信念だったそうです。