2014年02月08日
新聞の役目
日々の出来事を伝えるのは新聞の役目です。とともに希望がわき、生きる力を汲みだす〝人間のための新聞″が今、求められていると感じています。
キャシー・ケイサー著『ちいさな命がくれた勇気――ナチスと戦った子どもたち』(主婦の友社)をご存知ですか。1940年、ナチス支配下のチェコスロバキアの小さな町でのこと。15歳のユダヤ人少年ルーダは小新聞「クレビー」の創刊を決意しました。「(ユダヤ人が)結束を強め、想像力をおおいに働かせられるよう、手助けするのだ」と。やがて少年は強制収容所に送られました。しかし彼の小新聞は「最悪の時代に、人々の心に尊厳を与え」る武器となったのです。
キャシー・ケイサー著『ちいさな命がくれた勇気――ナチスと戦った子どもたち』(主婦の友社)をご存知ですか。1940年、ナチス支配下のチェコスロバキアの小さな町でのこと。15歳のユダヤ人少年ルーダは小新聞「クレビー」の創刊を決意しました。「(ユダヤ人が)結束を強め、想像力をおおいに働かせられるよう、手助けするのだ」と。やがて少年は強制収容所に送られました。しかし彼の小新聞は「最悪の時代に、人々の心に尊厳を与え」る武器となったのです。