2014年02月11日
学問は人を救うためにある
学問は人を救うためにある。そう訴えた明治の思想家に田中正造がいます。彼は公害問題で苦しむ人々に寄り添い、生涯、権力悪と闘い続けました。彼は「己れ一人の身の上」のことよりも、「衆と共に同胞と共に喜憂を共にする」ことの喜びがいかに大きいかを説いています(小松裕著『真の文明は人を殺さず』小学館)
苦楽を共にする仲間を持った人生は幸福です。正造は語っています。他者に寄り添い、尽くしていく行動は難しいが、味わい深い。またその精神を後世に継承しなければ、人類は未来永遠に栄えていくことはできないと。
苦楽を共にする仲間を持った人生は幸福です。正造は語っています。他者に寄り添い、尽くしていく行動は難しいが、味わい深い。またその精神を後世に継承しなければ、人類は未来永遠に栄えていくことはできないと。