2012年03月15日
虹は7色
私自身数えた事はありませんが、日本人は「虹は7色」と思っています。しかし、「5色でしょ?」とオランダ人は答えるそうです。動物行動学者の日高敏隆さんが著書で紹介しているエピソードです(『動物の言い分 人間の言い分』角川書店)
日本人は、(1)赤(2)だいだい(3)黄(4)緑(5)青(6)藍(7)すみれ、の7色と見ています。5色と答えるオランダ人は、(1)赤(2)オレンジ(3)黄(4)緑(5)青、の5色だそうです。「藍や、すみれ色は?」と聞くと、「それは青が濃いだけです」と。
考えてみれば、光の色は連続しているので、どのように区分けするかは、見る人の感覚の問題です。日本では七つの色に分けますが、その分け方は地域によって多様なのです。
人間はとかく、「自分の基準」で物事を見がちです。それでは人間の幅を狭めてしまいます。「違う見方」をする人と出会ったら、否定するのではなく、“自分が気付かない、新しい視点かもしれない”と、まずは真摯に耳を傾けてみてはどうでしょうか。「聞き上手」は、互いの人生を豊かにします。
日本人は、(1)赤(2)だいだい(3)黄(4)緑(5)青(6)藍(7)すみれ、の7色と見ています。5色と答えるオランダ人は、(1)赤(2)オレンジ(3)黄(4)緑(5)青、の5色だそうです。「藍や、すみれ色は?」と聞くと、「それは青が濃いだけです」と。
考えてみれば、光の色は連続しているので、どのように区分けするかは、見る人の感覚の問題です。日本では七つの色に分けますが、その分け方は地域によって多様なのです。
人間はとかく、「自分の基準」で物事を見がちです。それでは人間の幅を狭めてしまいます。「違う見方」をする人と出会ったら、否定するのではなく、“自分が気付かない、新しい視点かもしれない”と、まずは真摯に耳を傾けてみてはどうでしょうか。「聞き上手」は、互いの人生を豊かにします。