2017年04月08日

当たり前

 「若い頃の雑用は買ってでも」。そう提唱するのは、脳神経外科専門医の築山節氏です。脳にとって雑用は、スポーツに例えれば、ランニングや筋力トレーニングにあたるそうです。
 人のやりたがらない雑用でも自ら買って出る。ささいな用事を面倒くさがらず、コツコツ取り組む。その習慣が身に付けば「前頭葉が鍛えられ、意志的・主体的に行動する力の高い人になりやすい」と(『脳が冴える15の習慣』生活人新書)
 ともすると人は、平凡なことを軽く見がちです。何か特別で、難しいことをしないと、成果が挙がらないと思い込む人もいます。だが、“小さな達成感”の積み重ねは自信となり、やがて“大きな成果”につながるのです。何より、当たり前のことができない人に「当たり前以上」ができるはずはありません。  

Posted by mc1460 at 11:44Comments(0)TrackBack(0)つぶやき