2013年09月10日

是非が決まる時代ではなかった

 創価学会の牧口常三郎初代会長と、日本民俗学の泰斗である柳田国男氏が親交を結んでいたことはよく知られています。しかし、二人は後に反戦・平和への立場の相違から、意見を異にしました。
 かたや児童教育をめぐって当時の文部省に睨まれた反骨の一校長・牧口常三郎。かたや貴族院書記官長まで務めたエリート官僚・柳田国男。両者それぞれが背負ったものを考えれば、簡単に行動の是非が決まる時代ではなかったのです。  

Posted by mc1460 at 11:40Comments(1)TrackBack(0)つぶやき