2013年04月20日
一冊の本
「活字離れ」が叫ばれて久しいですが、一冊の本が人生を決めることもあります。朝の読書推進協議会の大塚笑子理事長のエピソードです。
家庭環境に恵まれない生徒がいた。孤独、不信から心は荒み、優しく語りかけても、響かない。小説『次郎物語』を渡した。物語には家族愛に悩み、自我に目覚めていく少年の姿が。読み終えた生徒は「先生、この本の中に私がいるよ」と。その瞳は生きる希望で輝いていたそうです。
たった一冊の本が社会の行く手を変えることがあります。たった一行の文が子どもの心に光を送ることがあります。それほど〝活字″には力があるのです。いかにIT(情報技術)化が進もうとも、それは将来にわたって不変でしょう。
家庭環境に恵まれない生徒がいた。孤独、不信から心は荒み、優しく語りかけても、響かない。小説『次郎物語』を渡した。物語には家族愛に悩み、自我に目覚めていく少年の姿が。読み終えた生徒は「先生、この本の中に私がいるよ」と。その瞳は生きる希望で輝いていたそうです。
たった一冊の本が社会の行く手を変えることがあります。たった一行の文が子どもの心に光を送ることがあります。それほど〝活字″には力があるのです。いかにIT(情報技術)化が進もうとも、それは将来にわたって不変でしょう。