2013年07月02日
宮本武蔵
剣豪・宮本武蔵といえば“天才中の天才”のイメージが強いですよね。それは「60戦無敗」などの伝説のせいか、生まれつき才能に恵まれた超人のように思う人も多いかもしれません。
しかし、作家の吉川英治氏は、そうは考えませんでした。「あの人(=武蔵)は、自分の凡質を知っているから、絶えまなく、研こうとしている。人に見えない苦しみをしている」と、小説『宮本武蔵』で登場人物に語らせています。「それが、何かの時、鏘然と光って出ると、人はすぐ天禀の才能だという。――勉めない人が自ら懶惰をなぐさめてそういうのですよ」(講談社)
しかし、作家の吉川英治氏は、そうは考えませんでした。「あの人(=武蔵)は、自分の凡質を知っているから、絶えまなく、研こうとしている。人に見えない苦しみをしている」と、小説『宮本武蔵』で登場人物に語らせています。「それが、何かの時、鏘然と光って出ると、人はすぐ天禀の才能だという。――勉めない人が自ら懶惰をなぐさめてそういうのですよ」(講談社)
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