2012年02月24日

マイ・ドリーム バラク・オバマ

 今から53年前。一人のアフリカ人留学生がケニアから米国へ渡りました。彼は留学先のハワイ大学で米国人女性と知り合い結婚しました。やがて男の子が誕生しました。その子こそ、黒人として初の米大統領となったバラク・オバマ氏です。
 父はケニアに戻り、母国の発展に尽力しました。母とオバマ少年はアメリカに残りました。少年は母に育てられました。母は白人でしたが、オバマ少年に公民権運動の指導者キング博士の夢を語り、黒人の優秀な法律家や音楽家の活躍を教えました。
 現実は差別が溢れていました。しかし、「我々は堂々と美しく、その逆境を生きるのだ」と母は子を励ました(白倉三紀子・木内裕也訳『マイ・ドリーム バラク・オバマ自伝』)




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