2011年11月22日

お風呂が何よりの楽しみです

 寒さも本格的になってきました。こうした季節になると、疲れや冷えを癒やしてくれるお風呂が何よりの楽しみです。一方で、全国で年間推定1万人以上といわれる「入浴事故」が多発するのも、この時期です。

 心がける注意点として、脱衣場や浴室の寒さで血圧は上昇しますが、入湯後は反対に、体温の上昇と血管の拡張によって血圧は低下します。この急激な体温や血圧変化、さらには発汗による脱水症で起きる「熱中症」が、事故の引き金になるとも考えられています。

 未然に事故を防ぐためにも、体調の悪いときの入浴は避けたいものです。また、浴室の内側と外側の寒暖の差を小さくしたりする工夫も必要です。湯温は42度までとし、入浴の前後に水分を補給する、なども大切だそうです。

 このようなことは頭では分かっていても、「油断は心の隙間に訪れる」ともいいます。家族や周囲にも喚起を促し、“油断の隙間”を埋めていきたいものです。

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