2011年11月23日

埋もれ木

 長い眠りから覚めた埋もれ木は、職人の手で新たな命を吹き込まれ、再び深い気品を保ちながら、趣のある輝きを放つ、漆器などに生まれ変わります。

 仙台市の埋もれ木細工職人の話によると、埋もれ木を使った作品は、刃物で削り、つや出しに漆を塗るが、その直前の「研ぎ」という磨き作業に作り手の腕が問われるそうです。人の目ならごまかせる程の磨き残しも、漆を塗れば、粗は歴然とわかってしまうそうです。

 職人いわく、「手抜きを糊塗する技術を考慮した製造方法では、本物のもの作りの精神に磨きがかからない」。本物を作るうえで、寸分でもごまかしがあれば、「時」に耐えることはできない。と
 

埋もれ木 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%8B%E3%82%8C%E6%9C%A8


この記事へのトラックバックURL

http://asunimukatuye.mediacat-blog.jp/t73075