2019年02月18日

立ち食いそば

 厳しい寒さが続きますね。通勤駅などの「立ち食いそば」は、庶民の強い味方です。最近では、女性が入りやすいよう店内を改装したり、健康志向に合わせて、つゆの味付けを工夫したりしているところもあります。
 「トルネードポテトそば」「まるごとトマトそば」……数々の斬新なメニューで売り上げを伸ばすある大手の立ち食いそばチェーン店。新メニューを開発するのは“商品企画の部署”ではなく、店長はじめ現場のスタッフだそうです。
 若者の街では、肉がたっぷり入ったメニューが人気。お年寄りの集まる街では、サッパリ系が好まれる。同社の創業者は述べています。「日ごろお客様に接していて、その需要を目の前で感じているのは現場の従業員」「『こういうメニューがあれば売れるのに』という発想が生まれてくるのは自然なこと」(丹道夫『「富士そば」は、なぜアルバイトにボーナスを出すのか』集英社新書)納得!!

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