2018年06月03日

走る勇気を持つこと

 交流戦で昨日、やっと初勝利を挙げた阪神。5年連続盗塁王に輝いたプロ野球・阪神タイガースの赤星憲広元選手は、一、二塁間をおよそ3・2秒で走ったそうです。投手が投げ、捕手の送球が二塁に到達するまでの時間も平均3・2秒。単純に考えれば、セーフの確率は五分五分です。
 だが赤星選手は、盗塁成功率8割以上を誇りました。秘訣は何か。氏は、まず「走る勇気を持つこと」だと答えています。そして、走る勇気を持つには、「準備をすること」が必要だと(『頭で走る盗塁論』朝日新書)
 相手投手や捕手、内野手の体の動きを観察する。データから配球パターンを割り出す。打者の特徴、アウトカウント、点差、風向きなどを考える。万全の準備が盗塁する決断を生む。裏付けのない勇気は、ただの無謀に過ぎないのです。納得!!

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