2017年06月16日

親子の対話

 脚本家の山田太一氏が、親子の対話について記しています。
 子どもが聞く流行の音楽を無理に分かろうとするより、親は親で浪花節の味わいを愛し、集めたレコードに指一本触れさせない関係の方がよい。要は、親が子の前で「どんな人間として立ち現れているか」だと(『日本の名随筆』作品社)。親は子どもに寄り添うだけでなく、屹立した一個の人間像を示す必要がある。と示しています。

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