2017年05月07日
福沢諭吉による訳語
「演説」という言葉は、福沢諭吉による訳語です。「演説とは英語にて『スピイチ』と言い(中略)我思うところを人に伝うるの法」(『学問のすゝめ』岩波文庫)と解説しています。
学問を習得しても、大衆のために語らない。インテリ然と、ふんぞり返っているだけ。そんな手合いに、諭吉は「活用なき学問は無学に等し」「懶惰と言うべし」(同)と手厳しかった。やがて、自身が創立した慶応義塾のキャンパスに「三田演説館」を建設。ここで、尾崎行雄や犬養毅など、多くの言論の雄を訓育したのです。
学問を習得しても、大衆のために語らない。インテリ然と、ふんぞり返っているだけ。そんな手合いに、諭吉は「活用なき学問は無学に等し」「懶惰と言うべし」(同)と手厳しかった。やがて、自身が創立した慶応義塾のキャンパスに「三田演説館」を建設。ここで、尾崎行雄や犬養毅など、多くの言論の雄を訓育したのです。
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