2017年03月15日

がん哲学外来

 がん患者や、その家族を「対話」を通して支援する「がん哲学外来」が注目を集めています。
 この外来で処方されるのは、薬ではなく「言葉」です。(樋野興夫著『いい覚悟で生きる』小学館)大病を宣告された人の衝撃は想像を絶する。ありきたりの言葉では、不安や恐怖をぬぐえない。担当医は、全神経を集中させて相手の話を聞き、自らの存在をかける思いで“希望の言葉”を送ります。それを繰り返すうちに、多くの患者が自分にしかない使命や役割に目覚め、「他者の幸福」に関心を抱き始めてくるそうです。

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