2017年03月14日
「なる人生」とは
人には「持つ人生」と「なる人生」があります。医師の日野原重明さんが、ドイツの心理学者エーリッヒ・フロムの言葉を紹介しながら、子どもに語っています。「持つ人生」とは、ほしいものを手に入れて満足する生き方。「なる人生」とは、「もの」でなく「自分が何になるか」を目標に、自分を磨き、なりたいものになる生き方だ、と(『明日をつくる十歳のきみへ 一〇三歳のわたしから』冨山房インターナショナル)
日野原さんは単に、周囲の評価が高い職業を目指せと言いたいのではないのです。「なりたい」自分を決め、それに向かって努力し、挫折しても、その挫折から学び、また努力する――得られた「結果」よりも、こうした過程そのものに人生の価値があると伝えたいのだ。と私は思います。
日野原さんは単に、周囲の評価が高い職業を目指せと言いたいのではないのです。「なりたい」自分を決め、それに向かって努力し、挫折しても、その挫折から学び、また努力する――得られた「結果」よりも、こうした過程そのものに人生の価値があると伝えたいのだ。と私は思います。
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