2016年08月03日

なつかしい未来

 広井良典著『人口減少社会という希望』(朝日選書)で紹介されているのが「なつかしい未来」という概念である。
 著者は、今の学生のローカル(地方)志向に注目しつつ、人口減少社会ならではの「豊かさ」や「幸福」を考察しています。そこには、日本の伝統的な価値を再生し、かつて世界が憧れた、生き生きとした地域コミュニティーのイメージである。それは郷愁ではなく、新たな成熟社会の創造であると強調しています。

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