2015年08月21日

娘への手紙

 娘が14歳の誕生日を迎えた。だが父は、贈り物も、直接、声を掛けることもしてやれない。せめて手紙を書くことにしました。
 父とは、インドの初代首相・ネルーです。独立闘争に身を投じて獄中にいた時、愛娘のインディラに手紙を送りました。満足に教育を与えてあげられない娘のために、世界史をつづる。その数197通。手紙は後に、名著『父が子に語る世界歴史』となり、娘も父の心を継いで首相になったのです。

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