2014年03月13日

老齢期に入ってからも成長が加速

米国西部のシエラネバダ山脈に、「プレジデント」と呼ばれるジャイアントセコイアの巨木があります。根元は直径8メートル、樹高は75メートル、葉の数は20億枚近くあるそうです。そして、約3200年、生きているといわれています。
木はタンニン酸を含み、腐食や虫に強い。厚い樹皮で身を包み、山火事にも負けない。かえって、競争相手が焼き払われ、生存競争に打ち勝つには好都合でした。極寒の冬は冬眠状態で耐え抜き、寒さと雪から解放されると、半年間で一気に成長する。驚くことに最近、老齢期に入ってからも成長が加速していることが分かったという(『ナショナルジオグラフィック』2012年12月号)

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