2013年09月16日

大楽天

 底抜けに明るく、中国の周恩来総理に「大楽天」と呼ばれ、最も頼りにされた存在でした。それが、夫人のトウ<登におおざと>穎超女史だった。彼女は中国革命の「長征」でも、たくましかった。病や飢えと闘い、銃弾の雨をかいくぐる過酷な行軍。その中で、冗談を飛ばし、大好きな草花の話にも興じた。その快活さが、周囲に希望を与え続けた。彼女の部隊から、落後者はほとんど出なかった(西園寺一晃著『トウ<登におおざと>穎超』)

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