2013年08月11日

万国共通

 企業のトップの多くが「伝え方」を重視しています。米国の巨大企業ゼネラル・エレクトリック社のジャック・ウェルチ元CEO(最高経営責任者)は、自身の後継に選ばれなかった2人の候補者に、電話でなく、ジェット機に乗って足を運び、直接”桜散る”と告げたそうです。
 いい情報を伝える役目は皆、喜んで引き受けるものです。しかし、言いづらいことを、いかに正確に、丁寧に、遅滞なく伝えられるか。そこに、個人の人間性が表れるし、組織が伸びていけるかどうかの鍵があります。
 「危機的状況下では、互いに隠し立てすることなく相手に誠実に接しなければならない」。これは、日産自動車の再建に手腕を発揮したカルロス・ゴーン社長の言葉です(『ルネッサンス』ダイヤモンド社)
 欧米型の経営には、ドライな成果主義、競争主義の印象が強いですが、相手の立場に立った言動、皆が伸び伸びと能力を発揮できる雰囲気づくりの大切さは万国共通です

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