2013年01月07日

韓国企業の家電

 アジア各地で、風土や風習に合わせた韓国企業の家電が売れています。一例を挙げると、蚊取りエアコンは、蚊が媒介するデング熱の感染が多いインドネシアで、ヒット商品になっています。長時間の停電でも保冷能力を維持できる冷蔵庫、カレーのメニューボタンのある電子レンジは、インドで好評だそうです。どこにいてもイスラムの聖地の方角が分かる羅針盤付き携帯電話は、中東で販売されています。これらの地域限定製品は、現地の生活実感に応えたことで、消費者の心をつかんでいます。
 さらに、携帯オーディオやスマートフォンのように、新しい生活スタイルを訴え、世界中の暮らしの風景を塗り替えるタイプのヒット商品もあります。一方、それぞれの地域の要望、小さな声に耳を傾けることによっても、チャンスは大きく広がっているのです。
 日本企業が苦戦していますが、韓国企業の取り組みは、ソニーもシャープもパナソニックも創業時代は取り組んでいたことです。


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