2012年12月11日
カラーバス(色を浴びる)効果
朝、家を出る皆さんに、ちょっとした提案です。「きょう一日で、『赤い色』のものを、いくつ見つけられるでしょうか」。ポスト、赤い文字の看板、赤い花、赤い帽子……。“世の中は、こんなに赤いものがあふれていたのか”と驚くほど、不思議に赤い色が目に飛び込んでくる事でしょう。もちろん、急に赤いものが増えたわけではありません。普段、無意識に見ているものが、意識した対象になると敏感になり、目に留まるようになっただけの事です。これを「カラーバス(色を浴びる)効果」といいます(加藤昌治著『考具』阪急コミュニケーションズ)
このように、見ているようで見逃しているものは、案外多いものです。ましてや肉眼ではとらえられない、人間の「内面」については、なおさらのことです。その人ならではの個性が、きちんと見えているか。短所を指摘する前に、積極的に長所を見つけ出そうとしているか。人を育てる立場にあるならば、より心に深く刻むべきでしょう。
このように、見ているようで見逃しているものは、案外多いものです。ましてや肉眼ではとらえられない、人間の「内面」については、なおさらのことです。その人ならではの個性が、きちんと見えているか。短所を指摘する前に、積極的に長所を見つけ出そうとしているか。人を育てる立場にあるならば、より心に深く刻むべきでしょう。
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