2012年06月14日

何事も「基礎」が大事

 東京スカイツリーの高さは634メートル、自立式電波塔としては世界一です。
 完成直後であり、美しいタワーにばかり目が行きがちですが、地下には地上部分を支える「杭」が、約50メートルの深さまで打ち込まれているそうです。目には見えないが、何事も「基礎」が大事です。
 「物事の基礎の、最初の杭をどこに据えるか、どのように打つか。世界の根本を据えるのとおんなじぞ。おろそかに据えれば、一切は成り立たん。覚えておこうぞ」。作家の石牟礼道子さんの父君の言葉です。石牟礼さんが小学3年のときに聴いた言葉として紹介しています。(『父』藤原書店)

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