2012年03月13日

自ら戦いを起こすべき時

江戸時代、若き上杉鷹山は、儒学者・細井平洲の教えを受け、米沢藩主となりました。当時、米沢藩は財政難など問題が山積していました。鷹山は赴任前、自分は何をすればよいのか、改めて平洲に教えを請いました。
師は“大事なこと、手本になることはすべて教えた”と答え、「勇なるかな」と励ましたそうです。今こそ戦う時。勇気を持て!と。上杉鷹山はその通り、細井平洲の教えを基に果敢に改革を断行し、藩を再建しました。
師の教えを胸に、“自ら戦いを起こすべき時”があります。その“時”を自覚した弟子こそが、師の偉大さを証明できる。古今東西に共通する師弟勝利の方程式をかみしめたいものです。


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