2018年12月20日

核兵器

 昨年、国際NGO「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」へのノーベル平和賞授賞式(10日)に合わせ、オスロ市内で多彩なイベントが行まし。ノーベル平和センターではICANに関する特別展示が開幕。展示にはSGIを含む全パートナー団体の名が紹介されていました。
 昨年7月、核兵器禁止条約が採択。ICANの受賞は、その推進への尽力等が評価されたものです。今回の一連の行事で関係者は訴えています。“核兵器は問題だが必要”という主張に、皆が何となく納得してしまっている。しかし、“そういうもの”と受け入れてしまうこと自体が誤りなのだ、と。
 核兵器を巡る緊張が世界的に高まる中、禁止条約が採択され、ICANに平和賞が贈られた意味は何か。それは、繰り返される核を巡る危機の根本原因が、核兵器の「存在」そのものにあることに、人々の目を向けさせることでしょう。
 ICANのベアトリス・フィン事務局長は語っています。“希望が見いだせず、人々が諦めそうになった困難な時代にも、SGIが立ち上がる力と勇気を発揮し続けてきたことに多大な啓発を受ける”と。


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