2018年12月19日

わが「誓願の行動」はいかにと

 「七十五万世帯達成する」との大きな見出しで聖教新聞が創価学会第2代会長の戸田先生の願業実現を報じたのは、61年前の12月13日でした。3日後、青年部総会が開催され、翌日、池田先生は総会の模様を報告するため、恩師の自宅を訪れました。
 この時、戸田先生は「あと7年で、200万世帯まで戦いたい」と、言及。池田先生は「必ず成し遂げます! 勇気百倍、断固、戦います」と即答しました。2カ月後、恩師はさらなる広布拡大を願い、「7年で300万世帯」と新たな目標を示したのです。
 「あと7年」の1964年(昭和39年)は恩師の七回忌になりました。第3代会長に就任した、池田先生の翌日の日記には、「恩師の七回忌までの四年間の構想を練る。ただ一筋に、昭和三十九年を」とあります。
 池田先生は会長就任の60年(同35年)からの「2年間が勝負」と定めました。わずか7カ月余りで世界広布の第一歩をしるす一方で、北海道から沖縄まで全国を奔走。会長就任から2年間で、「あと7年」より2年早く恩師の「300万世帯」の構想を実現したのでする
 「75万世帯の達成」は、師の誓願実現のために、弟子が戦い抜いた証しです。そして、次なる師の構想実現へ、弟子が新たに出発を開始した節目でもあるのです。厳粛な師弟の歴史と精神に学びつつ、自らに問いたいものです。わが「誓願の行動」はいかにと。

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