2018年08月28日

スポーツ精神で処理していれば、戦争など起きない

 今、アジア大会が真っ盛りですが、日本の五輪初のメダル種目がテニスであることを知っていますか。1920年、アントワープ大会で、銀行員の熊谷一弥選手が銀メダルを獲得。日本にまだラジオ放送もない時代の快挙でした。
 その活躍を振り返ってみました。フィリピン等での国際大会で活躍した同選手を、先輩たちが支援し、米国へ留学させました。めきめき頭角を現し、五輪の前年に全米3位に。メダルは第1次世界大戦終結の2年後のことでした。
 当時の帝国主義の世相にあって、先見的な彼の言葉があります。世の中のできごとの全てを「スポーツ精神で処理していれば、戦争など起きない」、「スポーツの世界では、差別は一切ない」(『ライバルと成長』学研教育出版)納得!!

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