2018年08月24日

完全に理解できたわけではなかった

 天候不順が続いた東京に、夏の空気が戻った。きょうも暑くなるらしい。この日、昭和22年の8月24日も首都の残暑は厳しく、気温35・3度を記録しました。その炎天下を青年は、中野駅から、入信の儀式の会場へと歩きました。創価学会に入信する19歳の池田先生です。
 池田先生は、誘われて座談会に行きましたが、仏法の話を完全に理解できたわけではなかった。儀式の勤行は長く、慣れない正座に足もしびれました。ただ、戦争中、投獄にまで遭いながら信念を貫いた戸田先生の人格を信じてみようと決めた――池田先生の述懐からは、今の新入会の友と変わらない、初々しい青年像が浮かび上がってきます。

この記事へのトラックバックURL

http://asunimukatuye.mediacat-blog.jp/t130341