2018年08月21日

新聞の存在に驚きました

 万博に日本が初出展したのは、150年前の1867年(慶応3年)の事です。開催地パリに渡った代表団の中に、実業家の渋沢栄一がいました。
 彼は他国の文明の中でも、特に新聞の存在に驚きました。「三世ナポレオンが試みた演説の如きも翌朝の新聞に報道され(中略)直に内容を知る事が出来ました」「新聞紙と云ふものは小にしては世間万般の出来事より、大にしては国家緊要の重要問題に至る迄、一々之れを報道して世間一般に広く知らしめると云ふ誠に面白いもの」と(山本七平著『渋沢栄一 近代の創造』祥伝社)納得!!

この記事へのトラックバックURL

http://asunimukatuye.mediacat-blog.jp/t130297