2018年07月30日

人類史を語る文化財

 音楽人類学者の西岡信雄氏は、楽器を“人類史を語る文化財”と述べています。古今東西の楽器には人類の知恵や技術が凝縮し、その時代、民族の美意識や音楽観を伝えてくれると(『楽器からのメッセージ』音楽之友社)
 世界の楽器や、その音色に接することは言語を超えた体験として多様性の尊重や、寛容の精神を磨くきっかけにもなります。この夏、異文化との触れ合いを通し、親子で「開かれた見識」「美しい心」を養うのもよい事でしょう。

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