2018年06月15日

パラ言語

 「声を発する」という過程には喉と口だけでなく鼻や顎、さらに肺・気管など胴体の4分の3が携わっており、実は体のほとんどの部分と関連しているそうです。そのため、足首をくじいても声に影響するといわれています。体中の器官の驚異的な連携によって声は生まれているのです。人は“全身”でしゃべっているのです。
 加えて、声の高さや大きさ、速さによって伝わり方が変わります。このような発話に伴う言葉以外の特徴を「パラ言語」と呼ぶそうです。このパラ言語によって、言葉に“生命”が吹き込まれ、思いが相手に届くのです(アン・カープ著『「声」の秘密』草思社)

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