2018年04月19日

皆の呼吸が合えば

 沖縄・那覇市の3大祭りの一つ「那覇ハーリー」が5月の連休に開催されます。
 祭りのメインはハーリー競漕だそうです。地域対抗をはじめ、中学校対抗や職域対抗などもにぎやか。爬竜船と呼ばれる小船に32人のこぎ手と、船首部分に鐘打ち役、船尾にはかじ取り役が乗り込み、速さを競います。本番が近づく今、早朝や夕刻には、あちこちから練習に励む鐘の音が聞こえるそうです。
 20年以上にわたり、ハーリーのこぎ手を務める壮年は語ります。「大切なのは鐘打ちのリズムに、全員が呼吸を合わせて櫂をさばくことです」と。どんなに力や技術のあるこぎ手をそろえても、櫂をこぐタイミングがバラバラなら力はそがれ、スピードに乗ることはできない。逆に、皆の呼吸が合えば、ぐんぐん勢いは増していくという。

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