2018年01月11日

共感をもって反応

 子どもを天才に育てる「魔法の言葉」とは?――作家で俳優の中谷彰宏氏は語っています。
 氏は幼少のころの思い出を交えて、それは「ナールヘソ」である、と。「なるほど」の意味で使うこの語、氏が面白いと思ったことを話した時、母親が必ず返してくれた言葉だそうです。これが、好奇心とコミュニケーション能力の二つを育ててくれた。逆に、子どもの心をくじく三つの言葉は「それは、違う」「面白くない」「そんなこと、知ってるよ」だと、氏は言っています。
 確かに、子どもの〝大発見〟に対して素っ気ない対応では、喜びもやる気も半減します。この話には、子どもの教育だけでなく、大人の人間関係にも関わる教訓が含まれています。言葉一つで、相手をがっかりさせることもあれば、元気にすることもある。こちらが「成長してもらいたい」「立ち上がってもらいたい」という心のアンテナをピンと張っていれば、どんな相手の話にも、共感をもって反応できるのです。

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